やさしい胃ろうの食生活
胃ろうでミキサー食・きざみ食
コネクタの種類
今まで栄養分野では黄色のコネクタが多く、形状も平成12年医薬発第888号通知以降テーパー形状のものが多く販売されるようになりました。その後平成29年10月、厚労省より発令された通知によってISO80369-3規格に準じた紫（他色もあり）色コネクタが導入され、黄色コネクタから紫色コネクタへ切り替えていく方針が打ち出されました。しかし、実際の使用にあたり紫色コネクタでは使用できない方々のために令和4年、前通知の一部見直しが発令されこれまでの従来品（黄色コネクタ）を旧規格、ISO80369-3に準じたもの（紫色コネクタ）を新規格と呼び併用して販売されるようになりました。今では新規格に接続可能かつ大口径の水色コネクタも登場し３種類のコネクタが販売されています。（新旧規格については一部別の色もあります）
使用できる食器 ※注入口面積が広くないと注入できません。
使用するには、注入口が5mm以上の注入口が対応以上の胃瘻カテーテルが必要です。
新規格コネクタと接続が可能な、水色コネクタ・黄色コネクタの2タイプに分かれます。
食べるもの
ミキサー食は、具材に水分を加えミキサーにかけてペースト状にした食事です。
きざみ食は具材をスプーンやフォーク、ポテトマッシャーなどで形のある具材を細かく刻んで食べやすいサイズにして、水で溶いたとろみの素をかけよく混ぜたら完成です。ミキサーにかけず刻むだけのため、簡単に食卓に並べられます。